北海道の鳥獣被害を、ドローンと猟友会・自治体の連携で解決する。そして捕獲した命を「食」と「ペットフード」に変え、地域に還す。被害対策から循環経済まで、ひとつながりで考えるプロジェクトです。
エゾシカもヒグマも増え続け、エゾシカによる農林業被害額は、北海道の野生鳥獣による被害の中で最も大きくなっています。一方で捕獲の担い手は減り、現場と行政の負担は限界に近づいています。そして捕獲された命の多くは、活かされないまま捨てられています。
エゾシカの農林業被害は令和6年度で約52.8億円。交通事故も年6,705件。ヒグマは推定約11,700頭で、1990年の約2倍にまで増えています。
狩猟者の高齢化・減少で、捕獲は行政の許可捕獲に約80%依存。自治体の財政と労力への負担が年々重くなっています。
捕獲したシカの食肉利用率は歴史的にわずか約14%。約86%が廃棄され、内臓・副産物はさらに活かされてきませんでした。
出典:北海道庁・環境省・農林水産省の統計、学術資料。数値は概ね令和6年度時点。
対策だけでも、活用だけでも足りません。捕獲から食・ペットフードまでを一本の流れにするのが、めぐるの発想です。
ドローンで出没を可視化し、猟友会の捕獲を安全・効率的に支える。
捕獲した個体を、衛生管理された認証処理施設へ迅速に。
食肉は飲食・小売・給食へ。内臓・副産物はペットフードへ。
収益を地域・猟友会・次の対策へ。挑戦が続く仕組みに。
鳥獣被害は、地域が疲弊し、未来を諦めそうになる象徴的な課題です。私たち株式会社F.E.Fは、生成AI研修や組織変革支援で地域に向き合ってきました。その延長線上に、この課題があります。
研修や提案で終わらせず、現場に伴走して定着まで。命を扱う事業だからこそ、「駆除」ではなく「共生と循環」として、誠実に取り組みます。